くらし情報『暴動が起きた町を1人で掃除した高校生 その後、次々とご褒美がやってきた』

暴動が起きた町を1人で掃除した高校生 その後、次々とご褒美がやってきた

Kimberly LaRussa

警察の黒人への暴力に抗議する人たちによるプロテスト『Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)』。抗議デモは2020年6月15日現在、アメリカだけでなく世界各国に広がっています。

また平和的なデモとは別に、一部では暴動や略奪が起こり、問題となっています。

ニューヨーク州バッファローでも同年5月31日に、暴徒化した人たちによって商店などが荒らされる被害がありました。

この地域に住む高校3年生のアントニオ・グウィン・ジュニアさんは映像で暴動の様子を見て、自分の住む町が荒らされていることに嫌な気持ちになったのだそう。

何とかしないと。

そう思った彼はすぐにホウキとチリトリ、たくさんのゴミ袋を持って暴動のあった現場に向かいます。

時刻は深夜2時。
その時間からアントニオさんはなんと1人で道路に散乱したガラスやゴミなどを掃除し始めたのです。

午前8時頃にほかの人たちが掃除にやってきた時には、すでにほとんどのゴミはアントニオさんによって片付けられていたということです。

Posted by Kimberly LaRussa on Tuesday, June 2, 2020Posted by Kimberly LaRussa on Tuesday, June 2, 2020Posted by Kimberly LaRussa on Tuesday, June 2, 2020Posted by Kimberly LaRussa on Tuesday, June 2, 2020
海外メディア『TODAY』によると、その場を通りかかった女性がアントニオさんに声をかけ、彼が1人で掃除をしていたことを知り、彼の写真を撮りました。

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