花泥棒の被害に遭った持ち主 その後、設置した貼り紙がこちら
カメラでさまざまな被写体を撮影している、yuu(yu.chaan.8)さん。草花や街の風景などを撮影する中で、1枚の貼り紙に目を留めました。
つづられていたのは、花泥棒に向けたメッセージ。
警告というよりも、そっと相手に語り掛けるような文章で、こんなことが書かれていました。
花を手折るあなたへ
誰もいない時、あなたが見つけてくれることで、この花は生かされます。
だけどあなたがいない時も、花は誰かを笑顔にできます。
だから私が育てても、花は私だけのものじゃない。
どうかこの場所で足をとめて、眺めて楽しむことはできませんか?
花を手折って持ち帰り、独り占めをして、あなたはそれで幸せですか?
花の持ち主は、「なぜ花を持って行ってはいけないのか」を説明し、眺めて楽しむよう訴えています。
yuuさんによると、こちらの貼り紙は東京の築地にあったとのこと。
昔から人の所有物である花を盗む人はいて、園芸を楽しむ人々を困らせてきました。
現在では、勝手に販売するなど心ないことをする人もいますが、多くは昔と変わらず、盗んだ花を自宅で飾って楽しんでいるのでしょう。
しかし、そんな楽しみ方は正しくないことです。