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新型コロナ・ips細胞の研究費『100億円』を寄付 ユニクロ会長に称賛の声

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新型コロナ・ips細胞の研究費『100億円』を寄付 ユニクロ会長に称賛の声

衣料品店『ユニクロ』を展開する株式会社ファーストリテイリング。

柳井正会長兼社長は、2020年6月24日にiPS細胞研究財団などに100億円を寄付すると発表しました。

産経新聞によると、内訳はがん免疫療法の研究や研究者の育成などに50億円(年間5億円を10年分)、新型コロナウイルス感染症対策の研究に5億円。

またiPS細胞を安価で短期間に作成する方法の開発などをする財団のプロジェクトに45億円(年間5億円を9年分)とのことです。

柳井会長のポケットマネーから払われるこの100億円。寄付する想いをこのように語っています。


国からもっと本質的な課題、問題、研究に対して自由に使えるお金が出ないといけないんじゃないかなと思っていて。それで微力ながら援助させていただいた。




FNN.jpプライムオンラインーより引用

また、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授は「国からの支援と違い自由度が非常に高いです。使い方もそうですし、年度に縛られない。本当にありがたい」と感謝の想いを伝えました。

ネット上では「100億のポケットマネーはすごいな」「このお金が役に立ちますように」「もっと国から研究費出してあげてほしい」などの声が寄せられていました。

100億円の寄付によって、多くの人の命が救われるような開発や研究が進むことを祈っています。

[文・構成/grape編集部]

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