『13歳のハローワーク』が鋭すぎる 「寝ているのが好き」と答える子の解説に、ドキッ
「将来の夢はなんですか」
子供の頃、そう聞かれた時にあなたはハッキリと答えられましたか。
社会に出て働くことに希望を抱いている子がいる一方、なんの夢も抱けない子がいるのは、今も昔も変わりません。
涙が出そうになる言葉
作家の村上龍さんの著書『13歳のハローワーク』には、「何もしない、寝ているのが好き」と答えるような子向けのメッセージがつづられています。
同文章は『13歳のハローワーク』のウェブサイトにも記載されていて、子供だけでなく大人の心も揺さぶっています。
何をやるにも面倒で、とにかく寝ているのが好きという子は意外に多い。いつも脱力感があり、勉強もスポーツも恋愛もばかばかしくてやる気になれないというような子だ。そういった子は大きく2つのタイプに分けることができる。1つは、大物で、学校の勉強やスポーツという常識的な枠からはみ出した才能を持っている場合だ。
もう1つは、本来何かを見つけたり、何かに打ち込むための好奇心やエネルギーを、学校の先生や親、あるいはいじめっ子からうばわれてしまった子だ。
13歳のハローワーク公式サイトーより引用
大成する天才型か、好奇心やエネルギーを誰かに奪われてしまったタイプか…。