一緒にピザを食べる警察官とホームレスの女性に人々が感動 「美しい瞬間」
アメリカ・ミネソタ州で2020年5月25日に起きた、白人警官による黒人男性ジョージ・フロイドさんの暴行殺人事件。
この出来事をきっかけにしてアメリカでは、警察による人種差別に対する人々の怒りが増大しています。
そのジョージ・フロイドさんの痛ましい事件が起きる約2か月半前、ある警察官の写真が広く拡散されて話題となりました。
ノースカロライナ州で警察官として働くマイケル・リバースさんは、いつものように町をパトロールしていました。
海外メディア『CNN』によると、マイケルさんはその地域に住むほとんどのホームレスの人のたちの顔を知っているのだそう。すると彼はその日、今まで見かけたことのないホームレスらしき女性に目を留めます。
パトカーに乗ったまま近づくと、女性はこんな言葉が書かれたTシャツを着ていたといいます。
ホームレスNobodyになるためのもっとも早い方法
『Nobody』とは名前を知られることもなく、そこにいながら誰からも存在に気付いてもらえないような人のこと。
マイケルさんは車の窓を開けて、女性に「こんにちは」と笑顔で挨拶をしてその場を去りました。
なんとなく気になった彼はすぐに引き返し、女性に「今日何か食べましたか?」