オニヒトデはサンゴの天敵! 刺されたら、どうすればいい?
みなさんは、『オニヒトデ』という生き物をご存知でしょうか。
大量発生するとサンゴを食い荒らしてしまうため、海の厄介者といわれることも…。
この記事では、オニヒトデとはどんな生き物なのか、また、刺された時の対処の仕方など、さまざまな情報をご紹介します。
オニヒトデってどんな生き物?
オニヒトデは、アカヒトデ目オニヒトデ科に分類される大型のヒトデです。
太平洋やインド洋に分布し、サンゴ礁に生息しているといいます。
体の大きさは通常、直径30cm前後。中には、直径60cmほどまで成長するものもいるのだそう。
オニヒトデ
オニヒトデは、全身が毒のあるトゲに覆われています。
そのため、刺されると激しい痛みを感じ、患部は大きく腫れ上がるのだとか。
時にはアナフィラキシーショックを起こし、最悪の場合は死に至るケースも…。
過去には沖縄県で、オニヒトデに刺されて死亡する事故がありました。
オニヒトデはサンゴの天敵?大量発生が問題に
オニヒトデは、サンゴを好んで食べることで知られています。
そのため、オニヒトデが大量発生すると、サンゴを食い荒らしてしまうのだそう。
日本でも、沖縄県などさまざまな場所でオニヒトデの大量発生による食害が問題になっており、継続して駆除に取り組んでいる地域も多いようです。