地面に書かれたSOSに気付いた自衛隊 後日、同じ場所をヘリで飛ぶと?
梅雨前線の影響による記録的な雨により、九州など広い地域に甚大な被害をもたらした『令和2年7月豪雨』。河川の氾濫や土砂崩れなどから孤立した被災者を救助するため、災害派遣要請された自衛隊が被災地に向かいました。
連日の救助活動に続いて、大型災害廃棄物の撤去のほか、断水が起きている地域では給水や入浴支援なども行っています。
自衛隊が地面に書かれたSOSに応えた後日?
防衛省統合幕僚監部は、2020年7月5日に海上自衛隊第22航空群の救助活動を写真で公開。
被災地である熊本県芦北町付近を捜索中、海上自衛隊第22航空群所属のヘリコプターがSOSの文字を視認したため、隊員を降ろして現場の状況確認に向かったそうです。
民家の近くの地面には、このようなメッセージが書かれていました。
水と食料が必要なことを訴えているメッセージ。
確認のため地上に降りた隊員が付近住民に話を聞くと、けが人などはいないとのことでした。
その後、自衛隊は必要な物資を届けたのでしょう。