校則でツーブロック禁止の理由に、古市憲寿「バカ」 指摘した問題点に共感の声
サイドやえり足部分を短くカットするヘアデザイン『ツーブロック』。若者の間で人気のヘアデザインですが、一部の学校では校則でこのツーブロックが禁止されているといいます。
ツーブロックを禁止する校則については、2020年3月に行われた都議会で話し合われ、東京都の教育委員長は「外見が原因で事件や事故に遭うケースがある。ツーブロックの禁止は生徒を守るため」と回答。
この回答が同年7月中旬にネット上で注目を集め、各テレビ番組などでも特集が組まれるほど話題になっています。
同月16日放送の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)でも、同校則について特集。社会学者の古市憲寿さんは、ツーブロックを禁止する理由についてある問題点を指摘しました。
問題なのは、教育に携わる方が、外見で人を差別してもいいってメッセージを堂々と発していることだと思うんですね。
例えば、性被害にあった人に対して「ミニスカートが悪いんだ」とかってことをいう人がいるじゃないですか。でも実際、そんなの被害者側に責任を負わせる発言だと思うんですね。
だからツーブロックだから犯罪に巻き込まれやすいというのは、外見差別の助長っていう意味で、非常に問題だなと僕は思います。