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「私は私が一番大事だった」 妊婦になった女性の葛藤に、目頭が熱くなる…

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「私は私が一番大事だった」 妊婦になった女性の葛藤に、目頭が熱くなる…

ことり(@mamakyoja)さんがTwitterに投稿した、『私がお母さんになるまで』という作品をご紹介します。

ことりさんは、思春期の頃から、ずっと何かが足りないと感じていて、その正体を探し求めていました。

何不自由なく過ごしているのに、心のどこかにポッカリと穴が空いていたといいます。

「幸せと思えない私がおかしい」「私ってなんのために生きているのだろう」と自分を責め続けていたことりさんでしたが…。

『私がお母さんになるまで』

「私は私が一番大事だった」 妊婦になった女性の葛藤に、目頭が熱くなる…
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「私は私が一番大事だった」 妊婦になった女性の葛藤に、目頭が熱くなる…
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「私は私が一番大事だった」 妊婦になった女性の葛藤に、目頭が熱くなる…

妊婦健診を受けた際、医師に「お腹にいる赤ちゃんが『二分脊椎症』の可能性がある」と診断されたことりさん。

『二分脊椎症』とは、脊椎骨の形成不全が原因で起こる神経管閉鎖障害で、先天的にさまざまな神経障害をきたす可能性があるとされています。

ことりさんは、ウェブサイトや病院へ電話をして調べたり、夫と話し合ったりしながら過ごしました。

その後、大学病院で検査を受けた結果、『異常なし』。


1人の女性として自分を大切に思う気持ちと、赤ちゃんに会いたい気持ちが複雑に絡み合っていたことりさんは、涙を流します。

自分の心と赤ちゃんの問題に直面して思い悩み、苦しい時期を過ごしていたのです。

その後、臨月を迎え…?

「私は私が一番大事だった」 妊婦になった女性の葛藤に、目頭が熱くなる…
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陣痛で激しい痛みの中、ことりさんは、お腹の赤ちゃんが自分より大切な存在になったことに気が付くのです。そして、息子さんが生後2か月になったある日。初めて笑いかけてくれた息子さんを見て、ことりさんはハッとします。

「私、心から誰かを愛したかったんだ」

この時、ことりさんは、思春期から抱えていた『足りないもの』にようやくたどり着いたのです。

きっとそれは、夫へ抱く愛情とはまた違う『愛』だったのでしょう。

『1人の女性』から『母親』になったことりさんの姿に、胸を打たれますね。


[文・構成/grape編集部]

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