子犬の『里親募集の理由』に言葉を失う 「信じられない」「酷すぎる」
ペットも人間と同じ、1つの尊い命であり、大切な家族です。一度飼うと決めたからには、最期まで世話をする義務が生じます。
しかし悲しいことに、多くの動物たちが飼い主と暮らすことができなくなり、里親の募集が行われているのが現実。
全国の保健所や動物愛護団体、里親募集サイトでは、動物たちが次の飼い主を待っているのです。
犬猫の『里親募集理由』が酷すぎると話題に
人生はいつ何が起こるか分かりません。ペットを手放す人の中には、病気などが原因のやむを得ない理由がある人もいます。
愛するペットと最期まで暮らしたいという思いはあれど、苦悩の末「もっと幸せな家庭の元で暮らしてほしい」と思う人もいるのでしょう。
しかし、中には飼い主としてあまりにも無責任な理由でペットを手放す人も存在するのです。
『NPO法人みなしご救援隊 犬猫譲渡センター』東京支部のウェブサイトでは、里親募集中の犬猫たちの保護経緯がつづられています。
まだ生後数か月の子犬の里親募集では、いくつか目を疑うような保護経緯がありました。
ペットショップで買ったが犬の匂いが気になり飼育困難
犬猫譲渡センターーより引用
思ってた以上に子犬を育てるのが大変で飼育困難
犬猫譲渡センターーより引用
ペットと暮らす以上、動物特有の匂いは仕方のないこと。むしろ、飼い主にとってはその匂いすら愛おしく感じるものです。
また、生まれたばかりのペットも人間の子供と同じようにしつけが必要であり、しつけは飼い主の義務でしょう。
ペットを飼う時に深く考えず、「命の面倒を見る」という意識が足りない人は残念なことに少なくないのかもしれません。
ウェブサイトはネットで話題になり「あまりにも無責任すぎる」「どうして簡単に命を投げ出せるの?」といった悲しむ声が相次いでいます。
ペットを飼う前によく考えて
ペットと暮らすにはお金が必要です。
病気になったら医療費がかかり、動物によっては定期的にワクチンなどの摂取もしなくてはなりません。また、人間と同様に食費もかかります。
また、飼う前に必ず動物の平均寿命についても調べましょう。自分のライフスタイルでその年月をペットと一緒に暮らすことができるか、しっかりと考えてみてください。
※写真はイメージ
里親募集に至る理由の多くは「家族に動物アレルギーが発症した」「引っ越し先がペット不可だった」「飼い主が病気になった」といったもの。
先程もいったように、人生はいつ何が起こるか分かりません。だからこそ少しでもペットを手放す可能性を減らすように、ある程度先を見据えて考えることが重要なのです。
理由も分からず家族から引き離され、悲しい思いをするペットが1匹でも減るよう、一人ひとりが意識しなければなりません。
[文・構成/grape編集部]
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