岩手県で初のコロナウイルス感染者を確認 するとネット上では…
日本各地で流行している、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。
2020年4月10日に鳥取県で感染者が確認されて以来、日本では岩手県が唯一コロナウイルス感染者がいない県でした。
ネット上では「岩手県、すごすぎる」「帰省したら感染源になりそうだから今はできない」などの声が続出。
しかし、同年7月29日にこれまで感染者が出ていなかった岩手県でも、初めて陽性者が確認されました。
岩手県「感染ゼロが目標ではない」
県内では感染者ゼロが続くことで、初めて感染した人への誹謗中傷や、差別をする人が出てくるのではないかという懸念が出ています。
岩手県のウェブサイトでは県民に向けてこのようなメッセージを発信。
1.県内では未だ感染未確認の状態が続いておりますが、県は「感染ゼロ」を目標としているものではありません。
2.何よりも大事なことは、「命と健康を守ること」です。
発熱等体調の悪い場合には、医療機関の受診をお願いします。
3.緊急事態宣言解除以降、東京都を始めとして各地で感染拡大が確認されていますが、県民の皆さまには、感染が拡大している地域に移動する際には、移動先の都道府県知事の要請に従って行動するなど注意していただくようお願いします。