驚くほど似合う! 治療で髪を失った女性に友人が『特製ウィッグ』を贈ったら
がんの治療薬は副作用で髪の毛が抜けることがあります。特に女性にとって髪を失うことはとてもつらいはずです。
アメリカ・ノースカロライナ州に暮らすダナ・マックスウェインさんはステージ2の乳がんと診断され、抗がん剤治療を始めました。
海外メディア『Good Morning America』によると、ずっとロングヘアだったダナさんは治療で髪が抜けることを覚悟した時点から大きな悲しみが襲ってきたといいます。
しかし2度目の抗がん剤投与の後、シャワーを浴びている時に大量に抜けた髪を見て、頭を剃ることに決めたということです。
Chemo Part 3.....and the receptionist told me she likes my haircut...I think she's messing with me
Posted by Dana McSwain on Thursday, July 2, 2020
「素晴らしい着け心地だわ」
特製ウィッグをつけた瞬間、ダナさんの表情がパッと明るくなりました。それがウィッグだと分からないほど自然で、とてもよく似合っています。
感激したダナさんはこの日はずっとウィッグを着けたまま過ごしたのだとか。
頭を剃って以来初めて、鏡を見て「やっと本当の自分を取り戻せた」と思えたそうです。
ダナさんは『Good Morning America』にこう語っています。
がんになりたい人なんていません。でもあなたがなってしまった時、精神的に1人じゃないというだけでなく、あなたの周りを地域の人たちが取り囲んでくれているんだと気付くことは、圧倒的な心の強さになります。
Good Morning Americaーより引用(和訳)
とてもよく似合うウィッグを手に入れて、笑顔を取り戻したダナさん。
このウィッグに込められたキャロルさんたちのサポートが、きっと病気と闘う彼女にとって大きな力になることでしょう。
[文・構成/grape編集部]