小学校で外見をからかわれていた女の子 30年後に知った『真相』に涙
2020年8月現在、ウェブメディア『grape』では、エッセイコンテスト『grape Award 2020』を開催しています。
『心に響く』と『心に響いた接客』という2つのテーマから作品を募集。
『grape Award 2020』心に響くエッセイを募集!今年は2つのテーマから選べる
今回は、応募作品の中から『魔法の言葉』をご紹介します。
魔法の言葉
私にとって心に響く出来事は、小学校の担任の先生とのエピソードです。
私は小学校入学からメガネが必要で、当時周りにはメガネをかけている同級生はいませんでした。
周りの人と違うそれだけでからかわれ、メガネザル!と言われる、顔が変と笑われた思い出があります。
小学校一年生の出来事ながら30歳を過ぎた今でも思い出す事があります。
そんな時何気なく母に、「私小さい頃からメガネだったよねー、大変だったなぁ」と話した時に、母が言ってくれた事があります。
「そうだね。入学式から眼鏡だったね。周りにはそんな子珍しいから大変だったよね。だけど担任のS先生が、人の特徴で笑ったり、からかってはいけないってクラスで言ってくれてたんだよね」
初めて聞いた話しでした。