間一髪の救出劇! 踏切で立ち往生する男性を救った女性警官 「ヒーローだ」
アメリカ・カリフォルニア州でまるで映画のワンシーンのような救出劇がありました。
警察官のエリカ・ユレアさんがパトロールをしていると、通りかかった踏切の中で動けなくなっている男性がいたのです。
男性は車いすを利用していて、車いすが線路に挟まって立ち往生していました。
しかもその時すでに踏切では遮断機が下りていたのです。
エリカさんは急いで停車し、男性のもとに駆け寄ります。
彼女は車いすごとを動かそうとしますがダメだったため、男性の体を引っ張って車いすから引きずり下ろします。
そして2人が地面に倒れこんだ直後、列車が猛スピードで通過し、車いすは跳ね飛ばされました。
車いすに乗っていた66歳の男性は足にケガをしましたが、命に別状はないということです。
警察が公開したエリカさんのボディカメラの映像を見ると、彼女がパトカーを下りてから列車が通過するまで15秒間しかなかったことが分かります。
あと数秒遅かったら、おそらくまったく違う状況になっていたでしょう。
警察は「ユレア巡査は他者の命のために自らの命を危険にさらし、悲劇を防ぎました。私たちはエリカ・ユレア巡査と彼女の勇気ある行動を非常に誇りに思います」