ジャポニカ学習帳の『昆虫シリーズ』が戻ってきた 気になる表紙の内容は?
1970年に発売されて以来、たくさんの子供たちに愛用されてきた『ジャポニカ学習帳』。
ジャポニカ学習帳といえば、昆虫や草花の写真が載った表紙がトレードマークです。これらの写真は取材班を派遣して撮影した、世界に1枚しかない貴重なオリジナル写真なのだとか。
表紙の写真には「子供たちに自然を愛する心を育んでもらいたい」という願いが込められているそうですが、近年は「虫が苦手な子が嫌がる」「昆虫が減り、写真を撮るのが難しくなった」などさまざまな事情から、昆虫を載せなくなっているといいます。
ジャポニカ学習帳昆虫シリーズが復活!
多くの人から「また販売してほしい」という声が寄せられていた『昆虫シリーズ』。そんな中、2020年8月にジャポニカ学習帳が50周年を迎えることを記念し、期間限定で『昆虫シリーズ』を復活させることが決定したのです!
ジャポニカ学習帳を販売するショウワノート株式会社のTwitterアカウントでは、今回新たに発売される『ジャポニカ学習帳50周年記念昆虫シリーズ』の一部が紹介されていました。
スソビキフタオルリシジミ
【ジャポニカ昆虫紹介①】スソビキフタオルリシジミ:
シジミチョウはチョウ全体の4割を占めるほど種類が多い。このチョウはタイではよく見られるものだが、日本で見られるシジミチョウにはない、羽からスソのように見える長い帯が特徴。#ジャポニカ学習帳 pic.twitter.com/hb1SaTd8gw— ショウワノート (@showanote) August 25, 2020
パプアキンイロクワガタ
【ジャポニカ昆虫紹介②】
— ショウワノート (@showanote) August 25, 2020
パプアキンイロクワガタ:
子供にも知名度が高く人気のクワガタ。とにかく美しい。カラーバリエーションもあり、グリーン、ブルー、レッド、ブラック、ミックスなど。特にブルーは希少価値が高い。#ジャポニカ学習帳 pic.twitter.com/g7v7EDdkxM
ハナカマキリ
【ジャポニカ昆虫紹介③】ハナカマキリ:
— ショウワノート (@showanote) August 26, 2020
まだ大人(成体)になっていない子供の時期の幼虫期の写真。体長5mm前後で小さく、ランの花に似ていて非常に可愛らしく愛くるしい。長年生態が謎であったが、撮影した山口氏が研究に関わり、謎の一部を解き明かしている。(某ゲームにも登場)#ジャポニカ学習帳 pic.twitter.com/T7Rdqde9CF
これらの珍しい昆虫の写真は、すべて昆虫生態カメラマン・山口進さんが撮ったもの。
山口さんは、1978年から世界各地を飛び回ってジャポニカ学習帳の写真を撮影してきました。
ジャポニカ学習帳の写真を見て、昆虫に興味を持ったという人も多いでしょう。ネット上でもシリーズの復活を喜ぶ声が相次いでいます。
・やっぱりジャポニカといえば昆虫!復活が嬉しいです。
・このカブトムシかっこいい!虫好きの子供は多いので、喜ばれると思います。
・漢字の練習は嫌いだったけど、ジャポニカ学習帳は好きでずっと集めてた。
・懐かしいな、ほしくなっちゃう。
表紙の裏には、山口さんの昆虫にまつわる驚きのエピソードがイラストで再現されているとか。
『ジャポニカ学習帳50周年記念昆虫シリーズ』は、昆虫写真を使った表紙とかわいい昆虫のイラストが描かれた表紙の2シリーズ、全10種類(B5判・各税抜190円)が同月27日に販売されます。迫力ある昆虫の姿に、子供たちはワクワクすることでしょうね。
[文・構成/grape編集部]