鳴きながら『何か』を訴える猫 付いて行ってみると…?
言葉がなくとも、なぜか心が通じ合ってしまうことってありますよね。
それは、時に人間と動物の間にも起こりえることのようです。
「ニャゴニャゴ」と鳴く猫が伝えたかったこと
翠川しん(@Zebraquestion)さんがTwitter上に投稿した、ある猫とのエピソードをご紹介します。
翠川さんは買い物の帰り、道端で「ニャゴニャゴ」と鳴く猫を見つけます。その猫は、通りすがりの人たちになでられていて、翠川さんの足にもまとわりついてきました。
その時、翠川さんは猫の『あること』に気が付きます。
※写真はイメージ
翠川さんは、猫が足に頭を擦り付けたりしないことから、ただ甘えているわけではないと感じます。
何かおかしい、と思い「どうしたの?」と猫に聞いてみました。
猫が案内する先には…
翠川さんにたずねられた猫は、その場からスクッと立ち上がり歩き出します。
「これはもしや、付いて来てほしいということなのでは」と感じた翠川さん。猫の後を追いかけると…。
※写真はイメージ
そこには、排水溝に落ちて出られなくなった2匹の子猫の姿が!
発見した翠川さんは、慌てて排水溝に手をいれ、子猫たちを救出しました。
道行く人にニャゴニャゴと鳴いていた猫は、実は子猫たちを助けてほしくて道行く人に訴えていたのです。
さっきコンビニ行く途中、やたらニャゴニャゴ鳴く猫さんがいて。その都度通行人たちにたっぷりナデナデされてたんですが。帰り、同じ道通ったらまだその猫さんがいて。
こちらに気づくとニャゴニャゴ言いながら足にまとわりついてきたんです。→— 翠川しん (@Zebraquestion) August 19, 2020
この見事な救出劇に対して、ネット上では「まさに救世主」「本当によかった」などのコメントが寄せられました。
・親猫は子猫のために必死に、助けてくれる人を探していたんですね。翠川さんに思いが通じてよかった。
・親猫に代わって、お礼します…!あの時は、子猫を助けていただいてありがとうございました。
・見事な救出劇。『猫の恩返し』があるかもしれませんね。
子猫の命のため、最後まで諦めず助けを求め鳴き続けた親猫。
そして親猫の必死の訴えに気付き、救いの手を差し伸べた翠川さん。
確かにこの時、お互いに心が通じ合っていたことでしょう。
例え言葉は通じなくとも、心を通わせることができるかもしれないと思わせてくれるエピソードでした。投稿全文はこちら
さっきコンビニ行く途中、やたらニャゴニャゴ鳴く猫さんがいて。その都度通行人たちにたっぷりナデナデされてたんですが。帰り、同じ道通ったらまだその猫さんがいて。こちらに気づくとニャゴニャゴ言いながら足にまとわりついてきたんです。→
— 翠川しん (@Zebraquestion) August 19, 2020
甘えるなら頭とか擦り付けると思うのですが鳴くだけで何か違う気がして。
マスクとって、どうしたん?と聞いたらスクッと立ち上がって歩き出したので「あ、これいつぞやのツイートで見た誘導モードだ」と思ってついて行ったら……排水口に仔猫ちゃん2匹落ちてました…(lll´∀`)全力で掬い上げました。— 翠川しん (@Zebraquestion) August 19, 2020
腕突っ込んだら、それをハシゴ代わりに登ってきてくれたので、実質何もしてないのですが、ほほほほ本気でびっくりしました_:(´π`」 ∠):_
— 翠川しん (@Zebraquestion) August 19, 2020
あのまま(猫アレルギーなので)撫でることもなく素通りしなくて良かった…と身震いしました。あと、必死で人間に助けを求めてたママ猫さんお疲れさま!
[文・構成/grape編集部]