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逆上がりができないのはなぜ? タオルを使った裏技や大人が知りたい教え方など

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逆上がりができないのはなぜ? タオルを使った裏技や大人が知りたい教え方など

学校の授業で習う、鉄棒を使った運動。

前回りや地球回りなど、さまざまな技の中で最初につまづいてしまう人が多いのが逆上がりです。

また、子供にコツを教えてあげたいけど、教え方が分からないという人も少なくないでしょう。

そんな逆上がりができるコツや教え方、できないポイントを解説した動画などをご紹介します。

逆上がりができないのはなぜ?ポイントの確認とコツ


何度練習をしても逆上がりがうまくできない…そんな時は、どこか間違っているポイントがあるのかもしれません。

逆上がりをする時に、次のことを意識してチェックしてみましょう。

鉄棒の握り方に気を付ける


鉄棒を握る時に親指がほかの指と並んでいると、逆上がりをしている途中に手が滑ってしまい危険です。

逆上がりができないのはなぜ? タオルを使った裏技や大人が知りたい教え方など

※写真はイメージ

必ず親指をほかの指とは逆の方向から回して、しっかりと握りましょう。


逆上がりができないのはなぜ? タオルを使った裏技や大人が知りたい教え方など

※写真はイメージ

鉄棒の高さがあってない


鉄棒は、ヘソから胸のあたりまでの高さのものを選ぶとよいそうです。

鉄棒が高すぎると身体を持ち上げるのが大変になります。反対に低すぎると、さかさまになった時に地面に頭を打ち付けるなど、危険があるので避けましょう。

蹴る方向が間違っている


逆上がりをする時に足を蹴り上げますが、前や上に向かって足を振っている人が多くいます。

逆上がりは鉄棒を中心にした円運動になるので、蹴り上げる足は頭よりも後ろを蹴るように意識しましょう。

頭の後ろにサッカーボールが置いてあることをイメージして、蹴り上げるといいようです。

ヒジが伸びている


逆上がりをする時に、自分の身体の体重を支え切れず、ヒジが伸びてしまう人がいます。

この状態だと、鉄棒からヘソが離れてしまいうまく回ることができません。


ヒジをまげて、しっかりと鉄棒と身体が密着するようにしましょう。

アゴが上がってしまっている


アゴが上がってしまっていると、頭が後ろに振られてしまい回りにくくなります。アゴをしっかりと引いて、身体を丸めるようにするとよいそうです。

逆上がりのコツをまとめるとこのようになります。

・足は前後に開き、前足は鉄棒よりも前に出す。
・鉄棒をつかむ手は、肩幅と同じくらいにする。
・足を蹴り上げる時は後ろの足から。頭の後ろまで蹴り上げる感覚で。

・ヒジを伸ばさず、身体を鉄棒に引き付ける。
・アゴを引いて身体が伸びたり、反り返ったりしないようにする。
・最後に身体を起き上がらせる時は手首を返す。

逆上がりを教えるにはどうしたらいい?大人が覚えておきたい教え方


大人になると「自分で逆上がりをしたい」というよりも「子供に教えるためにコツが知りたい」という人が多いでしょう。

ただ、自分は感覚的にできてしまったり、反対にできなかったりして教え方が分からないということも珍しくありません。

ここでは、どのような方法で子供に逆上がりを教えたらいいのかをご紹介します。

鉄棒を使う前に姿勢などを学ぶ


子供によっては鉄棒で後ろに倒れるという行為が怖いと感じる子もいます。

そのような時は、鉄棒を使う前にマットの上などで後転の練習をすることから始めるとよいでしょう。


勉強や運動のコツをYouTubeチャンネルに投稿している『Benesse教育情報サイト』の動画では、このような方法を教えています。

マットで後ろ回り【動画】

座ったまま足を振り上げる【動画】


後転の練習をすることで、身体を後ろに倒す感覚を学び、アゴを引いて身体を丸める姿勢も練習できます。

また、棒を持って足を振ることで、蹴り上げる足の方向をチェック。鉄棒を腰に引き付ける感覚を覚えることができます。

これらができるようになったら鉄棒を使い、先ほどの逆上がりができないポイントをチェックしてあげましょう。

こちらの動画では、悪い例と理想的な逆上がりを紹介していますので、参考にしてみてください。

逆上がりのありがちな悪い例【動画】

逆上がりのコツやポイントを池谷幸雄の動画でチェック


オリンピックメダリストで元体操選手の池谷幸雄さんが、YouTubeチャンネルに動画を投稿。

逆上がりで失敗するポイントや練習方法などをまとめて紹介しています。


大人と一緒に練習をするやり方やタオルを使った逆上がりの方法などもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

成功と失敗のポイント徹底分析!【動画】


できることなら小学生のうちに覚えておきたい逆上がり。

大人も子供も楽しみながらチャレンジできるといいですね!

[文・構成/grape編集部]

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