夜道で声をかけてきた男性 不審に思い断ったら… 「ゾッとした」「気を付けたい」
エッセイ漫画を描いている稲(inasan_mainichi)さんは、フォロワーから寄せられたエピソードを漫画化し、Instagramに投稿。反響を呼んでいます。
フォロワーのサアさんが19歳だった頃のこと。アルバイト帰りに、夜道を1人で歩いていると、車に乗った男性に声をかけられました。
道を尋ねられたため、初めは疑いもなく対応したサアさんでしたが…。
道を聞いた男性は、なぜかもう一度戻ってきて「一緒に行こう」と誘ってきたといいます。
男性の行動に恐怖を感じたサアさんは、誘いを断り走って逃げ、車が追ってくることはありませんでした。
その後、気持ちを落ち着かせてまた歩き始めると、今度はまた違う車が近付いてきたそうです。
車に乗っていたのは見知らぬ男性でしたが、先ほどのやり取りを見ていたようで「大丈夫だった?怖かったら送っていくよ」といってくれました。
男性の優しい言葉に安心し、サアさんは思わず涙があふれそうになったといいます。
ただ、家がすぐ近くだったので、男性の申し出は断りお礼を伝えてそのまま歩いて帰りました。
後日、友人に一連の出来事をすると、衝撃の言葉が返ってきたのです…。
友人の指摘に、ゾッ…!
「それ、前者と後者はグルだよ」
友人いわく、最初に怖がらせた後で、別の人間が助けるふりをして油断させ、被害者を車に乗せるという手口がよくあるとのこと。声をかけてきた2人の男性は、実は知り合い同士で共謀していたのではないかと話したそうです。
友人にいわれて危険に気付き、思わずゾッとしてしまったサアさん。
「巧妙な手口を使う人がいる可能性があることを知ってほしい」という注意喚起の想いから、今回のエピソードを応募したといいます。
読者からも「怖すぎる」「気を付けたい」などの声が数多く寄せられました。
・怖い…。こんな巧妙な手口もあるんですね。気を付けたいと思います。
・何事もなくてよかった。ちなみに助け役が同性でも油断してはダメです。金銭目当ての場合もありますし。
・どんな場合でも、知らない人の車に乗ったらダメって認識を持っておいたほうがいいと思います。
もしかしたら、後から声をかけた男性は本当に善意ゆえの行動だったのかもしれません。
しかし、悪意を持った人間というのはそれを巧妙に隠して近付いてくるもの。万一のケースを用心し、知らない人の車に乗るのは絶対に避けましょう。
また、もし運転中に危険な目に遭いそうな人を見かけた時は、「車で送る」ではなく「迎えが来るまで、その場で一緒に待つ」もしくは「警察に電話をする」などの対応をするのが適切かもしれません。
[文・構成/grape編集部]