くらし情報『姪の仕事を「しゃべくりやな」といっていた伯父 急逝後、発覚した『事実』に涙』

姪の仕事を「しゃべくりやな」といっていた伯父 急逝後、発覚した『事実』に涙

※写真はイメージ

2020年5~8月にかけて、ウェブメディア『grape』では、エッセイコンテスト『grape Award 2020』を開催。

『心に響く』と『心に響いた接客』という2つのテーマから作品を募集しました。

『grape Award 2020』心に響くエッセイを募集!今年は2つのテーマから選べる

今回は、応募作品の中から『しゃべくりの仕事』をご紹介します。

結婚式や法事、親戚が集まるたびに近況を尋ね合うのは礼儀というものなのだろうか。駆け出しライターの私は、同じ質問をされるたびにうんざりしていた。

「東京でフリーライターをしている」と答えると、返ってくる反応は大抵2つ。「びっくり!」か「やっぱりね〜」のどちらかだ。

「びっくり」は都会のカタカナ職業というだけで、勝手に華やかなイメージを膨らませてしまっている場合。
内心、「あの地味で暗かった子がね」となる。

一方、「やっぱり」はご近所では聞いたこともない、よくわからない職業と決めてかかっている場合。「あのいかにも風変わりな子らしいよ」となる。

どちらにしても、人並みはずれて不器用で人と目も合わせられない、いじめられっ子だった私を思い返してのことに違いない。

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