路上で倒れる演技をしていたら…? 野良犬がとった行動に感動
トルコの路上で行われていたパフォーマンスにある観客が乱入し、ネット上で話題になっています。
俳優のヌーマン・エルトゥールル・ウズンソイさんが務めていた役は、落馬して息を荒くしながらその場に倒れこむ人でした。
多くの観客は、その様子を真剣に見て演劇を楽しんでいたのですが、本当に痛がっていると勘違いした観客が乱入してきたといいます。
トルコのニュースメディア『Kocaelivizyon』が公開した、その時の様子がこちら。
乱入してきた観客というのは、なんと路上にいた野良犬!ヌーマンさんを心配してやってきたのです。
『The Dodo』によると、ヌーマンさんは顔に暖かさを感じるも、役者が近づいてきたと思い、犬だとは想像していなかったといいます。
犬と分かった瞬間、思わず笑顔になってしまい、芝居は一時中断。
ヌーマンさんは、「彼は私を助けようとしてくれた天使のようだった。
私にとってはとても感動的な瞬間でした。予想していなかった」と明かしています。
この出会いをきっかけに、ヌーマンさんは犬と再会して家を見つける手助けをしたいと考えているといいますが、まだ出会えていない様子。
何度も同じ場所に行って、犬の姿を探しているといいます。