竹内結子さんの訃報に、田中裕二が呆然 「先日、『おめでとう』って祝ってくれたばかり」
2020年9月27日、女優の竹内結子さんが亡くなったことが分かりました。
突然の訃報に、多くの悲しみの声が上がっています。
【訃報】竹内結子さん40歳が逝去「早すぎる」「どうして」と悲しむ声
田中裕二、竹内結子との交流を明かす
同日放送の、情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、竹内さんの逝去を速報として報道しました。
司会を務める、お笑いコンビ『爆笑問題』の田中裕二さんは、同年8月に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染。
妻である、タレントの山口もえさんや子供たちも感染していることが分かり、一家で入院していました。
その後、同年9月に同番組に復帰した田中さん。竹内さんは、無事に回復した田中さん一家を祝ってくれたといいます。
実は、うちの奥さんもずっと事務所が一緒で、10代の頃から仲よくさせてもらっていて。
この間、僕ら、コロナで家族で入院した後も「おめでとう」って快気祝いが届いたばっかりなんですよ。
だから、本当に普通に生活して、そうやって周囲のことも気にされている日常を送っていたと思うんですよね。
サンデー・ジャポンーより引用
同番組の司会を務める、相方の太田光さんは、竹内さんが「自ら命を絶った」と報じられていることについて…。
これ、どんな状況証拠が出てきても、たぶん人の死っていうのは、おそらくその人にしか分からないし、その人自身もたぶん、分からないし。
いろんな憶測は出るだろうけども、今までやっぱり、特に表現する人もそうだけど、生きるか死ぬか考えたことないっていう人はいないわけで。
だから、僕がよく思うのは、例えば、過去の映画や文学や、そういうのを見ると、全部生き死にのことを考えてないテーマは1つもないわけで。
みんな同じことで悩んでるから、自分1人で抱えるっていうよりも、今はいろんな相談センターもあるし、そういうところに相談するのもありだし、本を読んでみるのもありだし。
昔のえらい人でもいくら立派な哲学者でも、みんな同じ悩みを抱えてて、いろんな結論を出してるから、そういうところにいっぱいヒントもあるから、そういうのも1つの…まぁそれは別に、竹内さんのことではなくね。
サンデー・ジャポンーより引用
また、太田さんは「今は、コロナウイルスの影響で、『世界がこのまま変わらないんじゃないか』『未来がもうないんじゃないかっていうか』…そういう風に考えやすい状況でもある。それをどこか、また別のところに目を向けるっていうのも1つの手だと思う」ともコメントしています。
田中さんと太田さんのコメントに、視聴者からはいろいろな意見が上がりました。
・周囲の人にも気を配っていたんですね。その人が悩みを抱えているかどうかなんて、やっぱり周りからは分からないものなんだな…。
・悩みを誰かに相談するにも勇気が必要ですよね。社会的立場のある人でも芸能人でも、悩むすべての人が相談しやすい環境を作っていかないといけないんじゃないかな。
・「人の死はその人にしか分からない」「たぶん、本人にも分からない」っていう言葉、本当にそうだと思います。
涙が出ました。
不安や悩みに押しつぶされそうな時には、同じように悩んだ過去の人々が、どのように乗り越えてきたのかを知ると気持ちが軽くなるかもしれません。
また、自分の気持ちや悩みを人に打ち明けるのは勇気が要ることですが、どうしようもなくなる前に思い切って誰かに相談することも必要でしょう。
厚生労働省は、さまざまな悩みを相談できる窓口を紹介しています。
厚生労働省電話相談窓口
[文・構成/grape編集部]