顔に大ケガを負い、心身ともに傷付いた保護犬 その後の展開に幸せの涙
ブラジルに暮らすアレッサンドロ・デスコさんは犬が大好き。中でもピットブルが特に好きだという彼は、非営利で動物保護活動をしています。
2020年4月、アレッサンドロさんのもとに「森の中にケガをしたピットブルがいる」という電話がありました。
現場へ駆けつけると、そこにいたのは目を覆いたくなるほどひどい健康状態のメス犬。
なんと犬の額に穴が開いて、腐った傷口に大量の虫が湧いていたのです。顔は腫れあがって目が開けられない状態でした。
アレッサンドロさんはその犬を『アテナ』と名付けます。そしてすぐに動物病院へ運び、傷の治療が行われました。
海外メディア『Bored Panda』によると、医師たちはアテナを見た時にとても心配になったのだそう。額の傷のひどさだけでなく、彼女の内臓にまで感染症が広がっている恐れがあったからです。
もしそうだった場合、アテナが生き延びられる可能性はほぼなかったといいます。
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レントゲン検査や超音波検査などを行った結果、幸いなことにアテナの体内に大きなダメージは見つかりませんでした。