全米が感動 ホームレスの女性 寝泊まりしていたスーパーの店員になり、再起を誓う
雨風をしのげる場所で眠り、お腹が空いたら食べるものがある…それはすべての人にとって当たり前のことではありません。
アメリカ・テネシー州に暮らすラシェンダ・ウイリアムズさんは薬物依存症に苦しんだ末、職を失いホームレスになりました。
そして彼女はスーパーマーケット『クローガー』の駐車場に停めた車の中で寝泊まりする生活を約1年間も送っていたのです。
海外メディア『TODAY』によると、ラシェンダさんは日中はあちこちを移動しながら過ごし、夜になると安全な『クローガー』の駐車場に戻ってきて、周りの人に気付かれないようにシートを倒して眠っていたといいます。
行き場を失ったホームレスの女性を救ったのは
『CNN』によるとラシェンダさんは時々昼間に『クローガー』で食べ物を買うことがあり、『常連客』としてスタッフたちとも顔見知りだったのだとか。
2019年冬、あるスタッフに彼女は「私、いつかここで働くわ」と話したのだそう。
すると人事担当のジャッキー・ヴァンダルさんが「今度、従業員募集イベントがあるわよ」と教えてくれたのです。
それを聞いたラシェンダさんは仕事に応募することを決意。
イベント当日、緊張しながらジャッキーさんのもとを訪れます。