日本航空が10月から『やめたこと』に賛否両論の声 「大切なこと」「前のほうがよかった」
公共交通機関で流れる、英語のアナウンス。出だしは、こんな言葉から始まることが多いでしょう。
「ladies and gentleman(紳士淑女のみなさま)」
しかし、近い将来、この言葉を耳にすることはなくなるかもしれません。
産経ニュースの報道によると、日本航空は2020年10月1日から、機内や空港の搭乗口で使用していた英語のアナウンスを変更したといいます。
日航は1日から、機内や空港で使用していた「ladiesandgentlemen(レディース・アンド・ジェントルメン)」の英語アナウンスを廃止し「allpassengers(オール・パッセンジャーズ)」「everyone(エブリワン)」などジェンダーに中立的な表現に変更した。
「無意識に性別を前提とする言葉を使っていた。これからは誰もが利用しやすい環境をつくりたい」としている。
日航ではこれまで、客室乗務員が機内でのサービスを始める前のアナウンスで使用。
国際線だけでなく、外国人の乗客が搭乗する国内線などでも使われていた。
日航は2014年に「ダイバーシティ宣言」を出し、性別や性的指向などの属性によらず、多様な人材が活躍できる会社づくりを推進。