男に道を聞かれた女子高生 困った様子を見かねて案内するが… 「ゾッとした」「本当に気持ち悪い」
エッセイ漫画を描いている稲(inasan_mainichi)さんは、フォロワーから寄せられたエピソードを漫画化し、Instagramに投稿。反響を呼んでいます。
フォロワーのウランさんが高校1年生の頃のこと。
帰宅して、家の駐輪場に自転車を停めている時に、見知らぬ男に声をかけられました。
「市役所の場所を知りたい」と道を聞いてきた男は、なんだか慌てて困っている雰囲気で…。
口頭で市役所までの道を伝えたウランさんでしたが、男は「分からない。車に乗って案内してほしい」といいます。
さすがに断ったウランさんでしたが、男の困った様子を気の毒に思い、承諾してしまいます。
この時、家族は不在で頼ることができなかったそうです。
車に乗って市役所へ向かった2人でしたが、男は近くまでくると、急に真顔になり車を加速。そしてとんでもないことをいい出すのです…。
恐怖のドライブ
「高校に行きたい」「工場で用事がある」と行先を次々と変え、ウランさんを連れ回した男。
ウランさんは恐怖のあまり硬直。なんとか携帯で友達に連絡するも、男が戻ってきてしまい、逃げるチャンスを失ってしまったそうです。
そして、お礼がしたいと気持ち悪すぎる提案をしてきた男。ウランさんは絶体絶命のピンチに陥りました。
絶体絶命のピンチに女子高生は?
なんとか平静を装い、速やかに車から降りて脱出したウランさん。
男は「車で送っていく」といいましたが、断るとそれ以上は追ってきませんでした。
その後、無事に帰宅したウランさんは家族に話し、警察に連絡。2か月後、犯人逮捕の連絡が入ったそうです。
犯人の男は同じ手口で別の女の子を連れ回し、女の子が車のナンバーを覚えていたことから、逮捕につながったといいます。読者からは、「ゾッとした」という声が多数寄せられました。
・無事で本当によかった!「車に乗って」は信用しないに越したことはないですね。
・逮捕されてよかった…。
娘がいる身としては怖くて仕方なかったです。
・怖いし気持ち悪いし、最悪ですね…。一生地面とキスしていてほしい。
・背中がゾワゾワしました。無事でよかった。相当怖かったでしょう。
ウランさんは、車に乗ってしまったことを後悔。心に傷を負いながらも注意喚起になればという想いから、今回の体験談に応募してくれたそうです。
「知らない人の車に乗ってはいけない」と頭で分かっていても、実際にすごく困った様子の人を目の当たりにしたら、助けてあげようと思う人は少なくないのかもしれません。
親切心に付け込んだ卑劣な犯行は、本当に許しがたいものです。身を守るため、こうした恐ろしいケースもあることをしっかり意識しておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]