日本では『鬼嫁』、ドイツでは?「妻をなんと思っているのか」が分かる単語に吹き出す
夫婦関係を円滑に保つ方法は数多くありますが、その1つが『お土産を買うこと』。
自分の都合を優先してしまった時などに、スイーツや花束などを買って帰宅する人は少なくないようです。
日本には、そんな罪滅ぼしの土産を表す単語はありません。しかし、ドイツ語にはあるようです!
【今週のドイツ語】つい飲んで帰りが遅くなったり朝になってしまい、奥さん(彼女)に怒られている人、いませんか?そんな龍のように怖い奥さんのご機嫌を取るためケーキやお花などのお土産=「龍のエサ」を買って帰りましょう → https://t.co/9ahdMYDAkO pic.twitter.com/p3SmUAptwO
— ドイツ大使館 (@GermanyinJapan) October 27, 2017
ドイツ大使館広報部のスタッフによると、妻のご機嫌取りとして夫が買った土産は、ドイツ語で『Drachenfutter(ドラゴンフッター)』と呼ぶのだそう。
『Drachen』は龍やドラゴン、『Futter』はエサの意味のため、日本語にすると『龍のエサ』になりますね。
ドイツ大使館が運営しているウェブサイト『Young Germany Japan』では、次のようにつづられています。
日本では、怖い奥さんのことを鬼に例えて「鬼嫁」というようですが、ドイツでは奥さんはドラゴンです。
どこの国も、奥さんが怖い・・・もとい、女性が強いのは共通のようですね!
男性の皆さん、奥さんを大切に。
Young Germany Japanーより引用
SNSでは、ドイツ語の的確な表現に反響が上がりました。
・いい得て妙だな。どの国も同じなのか。
・「こんなもので許されるとでも思ったか?」と逆鱗に触れるのでは…。
・我が家の『龍のエサ』はハーゲンダッツです。
・日本語では『酔っぱらいのお土産』が近いかも。
人によっては、「ご機嫌取りでプレゼントされたスイーツなんて食べたくない」「悪いと思っているなら自分の都合を優先するな」と思っていることも。
場合によっては『龍のエサ』作戦の前に、話し合いをすることも夫婦仲を保つ上で大切かもしれません。
[文・構成/grape編集部]