2020年10月21日 18:13
「できなくなったことは…」 上皇后陛下の『お言葉』に反響
2020年10月20日、美智子上皇后陛下は86歳の誕生日をむかえられました。
産経ニュースによると、上皇后陛下は新型コロナウイルス感染症拡大を危惧し、外出を控え上皇陛下に寄り添いながら静かに過ごされているといいます。
同日に宮内庁が発表した上皇后陛下の『あるお言葉』が、ネット上で「素敵」「心が救われた」と話題です。
『できなくなったこと』への考え方
上皇后陛下は、2019年8月に早期の乳がんと診断され、翌月に手術を受けられています。
それ以降、術後のホルモン療法が影響とみられる左手指のこわばりにより、得意のピアノ演奏に支障がでているとのこと。
難しくなってしまったピアノ演奏に対し、上皇后陛下はこう考えられているといいます。
今まで出来ていたことを授かっていたこととお思いになるのか,
お出来にならないことを「お返しした」と表現され,
受け止めていらっしゃるご様子です。
宮内庁ーより引用
以前のようにピアノが弾けないことを、上皇后陛下は「今までできていたことは授かっていたもの、それができなくなったことはお返ししたもの」と受けとめているといいます。
ネット上では、このお言葉に感銘を受けた人が続出しています。