ミュージカル俳優の山崎育三郎 留学していた頃のエピソードに「鳥肌立った」「泣いた」の声
2020年10月31日、バラエティ番組『アナザースカイⅡ』(日本テレビ系)では『世界の学校スペシャル』を放送。
これまで放送した、留学経験のある数人の著名人のエピソードをまとめ、VTRとともに振り返りました。
その中で、ミュージカル俳優や歌手として活躍している山崎育三郎さんのエピソードを紹介。
山崎さんのVTRが始まると、同番組のMCを務めるお笑いタレントの今田耕司さんは「あーこれ!本当に映画みたいな話!」と印象に残っていることを明かしました。
映画のような展開!山崎育三郎の留学エピソードとは?
山崎さんは2017年2月に、同番組の企画で、16歳の頃に語学留学していたアメリカのミズーリ州にあるノース・カウンティ・ハイスクールを訪問。
山崎さんはこの学校に約1年間通っていたそうです。
「当時、ほとんど英語が話せなかった」と振り返る山崎さん。
山崎さんの留学先であるボン・テア市の人口は2017年時点で、人口が約7千人。
その内、アジア人はたったの約0.2%しかおらず、日本人どころかアジア人自体がほとんどいないという街でした。
そのため山崎さんは、留学先の高校でとても珍しがられたといいます。
みんながジロジロ見るんすよ。
「うわ!留学生だ!」っていう感じで。
アジア人が、2千人の生徒がいる中で僕1人だったんで。
それで、初めの頃は友達もいないし。だいたいトイレに隠れてました。
アナザースカイⅡーより引用
その後、トイレに逃げ込む生活が3か月ほど続いたといいます。
ダンスパーティで大胆な行動に!人生が変わった瞬間とは?
山崎さんが人目を避けながら学校生活を送っていたある日、学校主催のダンスパーティが食堂で行われました。
それを柱の陰から見ていたという山崎さん。
山崎さんは小学生の頃からミュージカルの主演を務めるなど、ダンスや歌には自信がありました。
そこで、みんなが楽しそうに躍る姿を見ながら、ある思いが頭をよぎったといいます。
それ(みんなが躍っている姿を)見ながら、「もし今俺が、あそこの真ん中で1人で踊ったら、明日から何か変わるんじゃないか」と思って。「よし!子役でミュージカルやってた」と。
「ここで行ってやろう!」と思って。
「うわー!」っていいながらみんなをかき分けて、センターにドンッて立ったんです。
そしたらみんな、あ然として。
「あいつ、何やってるんだ?」みたいな。一瞬、間があって。
その瞬間、僕がこうやって踊ったら「うわぁーっ!」って盛り上がったんです!
みんながテンションが上がって!やったこともないブレイクダンスもして、地面でぐるぐるーって回って…。
こっからですね。この次の日から。
学校に来て、廊下歩いてたらみんなが「オー!イク!昨日なんだよあれ!最高だぜ!」みたいな。
「僕とランチしようよ!」とか「今度アフタースクール一緒にごはん行こうよ!」とか、みんなに声かけてもらって。
アナザースカイⅡーより引用
この話に、MCを務める俳優の広瀬アリスさんは「すごい、一瞬で人生って変わるんですね!」と感動の声を上げました。
今田さんは広瀬さんの言葉に「本当に映画みたいな話よね!」と興奮気味に答えています。
視聴者からは、さまざまな声が上がりました。
・山崎さんの話、感動して泣いてしまった。勇気を出して人生を変えた瞬間。本当に映画みたいな話!
・山崎さんの留学先でのエピソードをミュージカル化してほしい!
・すごい。鳥肌立った。「僕も一歩踏み出さないと!」って勇気をもらいました!
山崎さんは、この留学を経験して「自分でしか変われないんだって思いましたね。
怖いところにしか、成長はない」とコメントしています。
山崎さんのエピソードと言葉は、多くの人を勇気づけたことでしょう!
[文・構成/grape編集部]