心がざわざわするときには、「丁寧にする」というリズムで心を整える
吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
『丁寧』という魔法
心がざわざわする。感情が渦を巻いている。人間関係がぎくしゃくする。不安に押し潰されそうになる。時として、こんな状態に陥ることがあります。
頭ではわかっていても、感情が言うことを聞かない。
それはどこかドミノに似ていて、ひとつが崩れると次から次にうまくいかなくなる。
自分の日常のことだけでなく、これが社会に対する不安や不満、怒りとなると、ますますやり場がなくなります。
そんなときは、ついつい言葉も荒くなるものです。言葉はエネルギーですから、たとえ良い言葉遣いをしていたとしても、そのエネルギーは言葉にこもります。
例えば「ありがとう」と言われても、全然伝わってこない心の伴わない「ありがとう」がありますよね。言葉で繕ってみても、その心がなければ伝わらないのです。
心がざわざわするときには、物事を丁寧に行い、丁寧な言葉遣いを心がけます。すると、気持ちが落ち着きます。
ゆっくりと、ひとつひとつの言葉を意識する。言葉は丁寧に、贈り物を手渡すように伝える。心のこもった言葉をかけられて気分が悪くなる人はいないでしょう。
自分自身が落ち着くだけでなく、相手もまた気持ちが落ち着き、うれしく思うでしょう。こうしてお互いに『丁寧』を与え合うことで、そのエネルギーはまわりに波及していくのです。
いつもよりも丁寧に料理をするのもいいでしょう。丁寧に野菜を切り、丁寧に調理し、丁寧に盛り付けをする。
あれこれ考えず、おいしい料理を丁寧に作ることに意識を向ける。
これを私は『お料理瞑想』と呼んでいます。料理をしていることに意識を集中させることで、落ち着いてくるのです。
ゆっくりと呼吸をすることも、ざわざわを鎮める効果があります。丁寧に呼吸をするのです。空気を胸いっぱいに空気を吸って、肺胞の隅々まで行き渡り、酸素がどんどん血液に流れ込むイメージをします。
酸素は身体中に運ばれます。呼吸、息を吸うということは、生きているということ。息、生き、同じ音です。
ここにも言葉のエネルギーが宿っているのですね。
「丁寧にする」というリズムで心を整える。忙しいときほど丁寧に。イライラするときほど丁寧に。『丁寧』という魔法、ぜひ試してみてください。
※記事中の写真はすべてイメージ
作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
[文・構成/吉元由美]
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。
平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。
⇒ 吉元由美オフィシャルサイト
⇒ 吉元由美Facebookページ
⇒ 単行本「大人の結婚」
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