聖夜にあえておすすめしたい『異色の』クリスマス映画傑作5作
12月に入ると、世間はあっという間にクリスマスムード一色。クリスマスには家で映画を見るのも乙なものです。
季節を感じられるクリスマス映画の中でも、『一味違う』クリスマス映画をご紹介します。
アクション、パニック、コメディまで!多彩なクリスマス映画の世界
『ダイ・ハード』
まずは、『世界一運の悪い男』の聖夜の死闘を描いたアクション映画の金字塔、1988年公開の『ダイ・ハード』です。
物語は、ブルース・ウィリス演じる刑事のジョン・マクレーンが、ケンカ中の妻と仲直りするため、クリスマス・イブに妻が勤める高層ビル『ナカトミ・プラザ』を訪れたことで幕を開けます。
聖夜のパーティーは、武装したテロリスト集団がビルを占拠したことで一変。人質の命は期せずしてビルにいたマクレーンの手に託されてしまいます。
主演に、まだまだ駆け出しだった頃のブルース・ウィリスを抜擢した本作。
当時のハリウッドアクションは、マッチョなスターが暴れまわる豪快さが売りでしたが、本作は冴えない刑事が機転と根性で絶体絶命の危機を乗り越える新鮮な展開で、その緊迫感あふれる演出は世界中を魅了しました。
シリーズ化もされた大ヒットアクションゆえに忘れられがちですが、本作は随所にクリスマスムードを漂わせており、家族でハラハラドキドキ観るのにもってこいのクリスマスムービーです。