電車内で切符を持ちたがる娘 母親の行動に「ハッとした」「見習いたい」
9歳の娘さんを育てている、あぴママ(dayswithapi)さん。
日常で感じたことを漫画で描き、Instagramに投稿しています。
『育児をたった一度だけ褒められた話』
ご紹介するのは、娘さんが2歳だった頃のエピソードです。娘さんと一緒に、電車に乗ったあぴママさんは、そこである人と出会います。
切符を持ちたいと主張する娘さんに対し、あぴママさんは考えた上で、その意見を受け入れました。
「切符を落とさないように見張るのが大変だから」という大人側の都合と、子供の「自分で持ちたい」という意思を天秤にかけた結果、娘さんの気持ちを優先させたのです。
そんなあぴママさんに対し、隣に座っていた見知らぬ中年女性は「あんた、すっごくいい育児をしてるね」と絶賛!
あぴママさんは、当時の心境を振り返り、次のようにつづっています。
この一場面は私が当時理想としていた基本姿勢であり、葛藤も大きくエネルギーも使う場面だったから、おばさんに認めてもらえて嬉しかったのかもしれません。
乳幼児には、切符をなくしたくない大人の都合なんて関係のないことですから、譲歩するべきなのは、相手の事情とこちらの事情を天秤にのせる能力のある大人のほう。