コンビニの『封筒』に惹かれたドイツ人 家族にクリスマスカードとして送るが…?
関西訛りの日本語を流暢に使いこなす、ドイツ人のDr. Tobi(@tobi_jpn)さんは、日本に滞在したときのエピソードをTwitterに投稿。その内容が話題になっています。
初めて日本を訪れた時のこと。クリスマスが近付き、投稿者さんは故郷のドイツを思い出して、少しホームシックになっていたそうです。
家族にクリスマスカードを贈ろうと思っていたところ、コンビニエンスストアで『かっこいい封筒』を発見したといいます。
「漢字も書かれて日本らしいし、きっと喜ばれるはず!」
そう思って、親族全員に送ったという『クリスマスカード』とは…。
ドイツはクリスマスが家族で過ごす行事やから、初めて日本行った時にこの時期くらいに少しホームシックになって親戚に手紙送ろう!として、コンビニでばり格好いい封筒売ってるやん!何か付いとるし読めんけど漢字も書かれて絶対喜ぶ!と親戚全員に御霊前と書かれた黒い水引付き不祝儀袋を送った事ある
— Dr. Tobi (@tobi_jpn) December 5, 2020
『御霊前』
※写真はイメージ
なんと、葬式で使われる亡くなった霊に供えるための不祝儀袋を、故郷の親族に送ってしまったという投稿者さん。
確かに文化や風習を知らない状態で見れば、不祝儀袋はシンプルで日本らしいデザインに見え、素敵だと感じるのかもしれませんね。
投稿に「笑った」「同じ経験がある」などのコメントが多数寄せられています。
・めちゃめちゃ笑った。海外でよく分からないかっこいいと思えるもの見つけたら、同じことをやらかすかも。
・私もドイツで「かっこいい革の肩掛けカバンがある!」と思って買って使ってたら、日本でいう『小学生のランドセル』だった。
・日本らしくてかっこいいと思ってくれたんだね。大丈夫!気持ちが大事なのだから。
『御霊前』のクリスマスカードを知らずに受け取ったドイツの家族たちも、きっと喜んでいたことでしょう。
ほほ笑ましい失敗に、思わずクスッとしてしまいますね。
[文・構成/grape編集部]