作曲家・中村泰士さんが逝去 『喝采』『北酒場』など昭和の名曲を生み出す
2020年12月24日、作詞や作曲で多くの名曲を生み出した、中村泰士(なかむら・たいじ)さんが亡くなったことが分かりました。81歳でした。
サンケイスポーツによると、中村さんは同月20日に肝臓がんのため大阪市内の病院で息を引き取ったといいます。
中村さんは細川たかしさんの『北酒場』や、ちあきなおみさんの『喝采』、五木ひろしさんの『そして…めぐり逢い』など、数多くのアーティストに名曲を提供してきました。
元々は歌手として活動していたため、80歳を迎えた2019年には『80ステージ達成記念ライブ』で歌声を披露していた中村さん。
老いを感じさせない姿で多くの人を驚かせ、「紅白歌合戦に出たい」と笑顔で目標を語っていました。
訃報に対し、中村さんの歌に元気付けられた多くの人から「数々の名曲をありがとう」「昭和の歌謡曲といえば中村さん」といった声が上がっています。
きっと雲の上でも、笑顔で歌ったり、曲を作ったりしていることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。
[文・構成/grape編集部]
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