『ドリフSP』エンディング、加藤茶が『いい湯だな』に入れた合いの手に反響
2020年12月28日に放送されたバラエティ番組『ドリフ・バカ殿・志村友達大集合SP』(フジテレビ系)に出演した『ザ・ドリフターズ』の3人と、お笑いコンビ『千鳥』。
オープニングではモノマネとして、いかりや長介さん役を『千鳥』のノブさん、志村けんさん役を『千鳥』の大悟さんが務めました。
大悟さんは加藤茶さんから「志村に似てる」とお墨付きをもらうほど。ネット上でも反響が上がっていました。
大悟、志村けんとのコントを回顧
以前、志村けんさん演じる人気キャラクター『ひとみ婆さん』とのコントに挑戦した大悟さん。
当時の映像を振り返り、「テレビで見ていたひとみ婆さんの姿に、思わず頬が緩んでしまった」と思い出を語りました。
テレビで見たひとみ婆さんだから喜んじゃって。あれも、ケツが何もほとんど決めてなくてルールは「ひーちゃん」って呼んでくれっていうのと、あと終わりに「俺がケツ叩いたらどこで終わってくれてもいい」って。
だから今のも編集してるからですけど、たぶん15分ぐらいですよ。多分、間で2人でプライベートの話もずっとやっちゃってたから編集したんちゃうかな。
ドリフ・バカ殿・志村友達大集合SPーより引用
プライベートでも志村さんと仲の良かった大悟さんは、とても嬉しそうに志村さんとのコントを回顧。
横で映像を見ていた相方のノブさんは「キャラになってコントをしてましたけど、時折少年大悟の顔になっていた」と、大悟さんの隠しきれていない喜びを感じ取っていたようです。
エンディングでの大悟の姿にもらい泣き
番組のエンディングでは、出演者全員で『いい湯だな』を歌いました。そこでの大悟さんの姿と加藤さんの合いの手に注目が集まっています。
バラエティ番組『8時だョ!全員集合』(TBS系)やバラエティ番組『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系)などを見ていた人にはおなじみの、この曲。
加藤さんは、今の時代に合わせた合いの手にアレンジしていました。
ババンババンバンバン「風邪ひくなよ」
ババンババンバンバン「風呂入ってるか」
ババンババンバンバン「コロナに気を付けろよ」
ババンババンバンバン「また来年お会いしましょう」
ドリフ・バカ殿・志村友達大集合SPーより引用
悔しくも、志村けんさんが亡くなったのは新型コロナウイルス感染症による肺炎でした。
だからこそ、加藤さんの「コロナに気を付けろよ」は、多くの人の心に響いたのでしょう。
また、曲の最中、大悟さんはずっと涙をこらえている様子が映っていました。最後は涙を流さないように、天を見上げて手を振る姿に、もらい泣きをした人が多かったようです。
ネット上では、たくさんの感想が寄せられていました。
・エンディングで大悟さんがずっと泣くのをこらえてて、もらい泣きした。
・カトちゃんの「コロナに気を付けろよ」が心に沁みた。
・大悟さんがエンディングで天に向かって手を振っていたな。
志村さんにかな…。それを見て号泣。
時代が変わっても、たくさん笑わせてくれたドリフのコント。
志村さんは、多くの人の心に笑いを届け続けることでしょう。
[文・構成/grape編集部]