14歳から「釣りで勝つには?」と問われた木村拓哉 『返答』が、イケメンすぎた
俳優やタレントとして活躍する木村拓哉さんが、パーソナリティを務めるラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)。
2021年1月31日の放送回で、木村さんが語った内容が「かっこいい」と反響を呼んでいます。
木村拓哉が14歳のリスナーに送ったメッセージ
リスナーからのさまざまなメッセージを取り上げて、トークを展開していた時のこと。カズキングさんという14歳の少年からのメールを読み上げた木村さんは、その名前に引っかかりを覚えます。
実は、そのリスナーは以前、木村さんに対して「お父さんに釣りで勝つにはどうしたらいい?」という質問を送ってきた相手だったのです。
木村さんは、その質問に対して、以前返答をしそびれていたため、今回の場を借りて、次のようなメッセージを送りました。
「釣りで勝つ」っていうね。まあ確かにプロアングラーのみなさんにとってはそういうね、トーナメントだったりとか、賞金のかかった、そういう大会もありますよ。
ありますけども。
釣りをしに行って、「誰々に勝つ」っていうマインドは、カズキングにはちょっと持ってほしくないかな。
どちらかというと、自然と向き合って遊ばせてもらうのが釣りなので。
「誰々に勝つ」っていうモチベーションで行ってほしくないかな。
だから釣りに行った時に、自分が一切釣れなくても、一緒に行った人がなんかこう竿にね、あたりを感じて、「うわーきたっ!」ってなって。魚が釣れて。
「釣れた」って瞬間があったら、それを同じように喜べるようなカズキングになってもらえたら僕は嬉しいかなっていう風に思いますね。
お父さんに釣りで勝つっていうよりかは、一緒に釣りに行って、お父さんが釣れても嬉しいし、もちろん自分が釣れたら「やった!」って思いっきり盛り上がってほしいっていうのがお願いかな。
木村拓哉 Flow supported by GYAO!ーより引用
木村さんは、大会ではない一般的な釣りに対して「誰かに勝つというよりは、自然と向き合って遊ばせてもらうというスタンスでいてほしい」と持論を展開。
「一緒に行った人が魚を釣れた時に、同じように喜べるような人になってもらえたら嬉しい」という木村さんの言葉には、自分だけではなく周囲の人と喜びを共有できる大人になってほしいという願いを感じますね。【ネットの声】
・素敵な回答だな。
・かっこよすぎる…。キムタクは魂までイケメンなのか。
・こういう考え方を、大人が子供に伝えていける世の中が理想だと思う。
・釣りが趣味だけど、これは本当にそう思う。勝ち負けにこだわらなければ純粋に楽しめる。
木村さんが告げたメッセージは、これから成長していく子供たちにとって、釣り以外の場面でも活用できる教えの1つでしょう。
周囲のことを気遣いつつ、広い視野を持って物事を見つめることの大切さに気付かされますね。
[文・構成/grape編集部]