IKKO「美容の道をえらんでよかった」 父の最期に死化粧を…親孝行のエピソードに涙
美容家やタレントとして活躍するIKKOさんが2021年2月11日放送のバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演しました。
占い師の、ぷりあでぃす玲奈さんによる占いを受けながら、IKKOさんはこれまでの人生を振り返り、さまざまなエピソードを披露。
中でも、2007年に父親を亡くした時のことについて、涙ながらに語りました。
肝臓がんだったんです。
あと40日しか生きられないって分かったんですね。
私、「40日って先生がいっているんだったら、延命治療はもういいですって」っていったんです。
苦しいだけだから。
父親の最期から時間が経って、顔色が紫色になってきて…。
でも、父に死化粧をしてあげられたことは、この道を選んでよかったなって。美容の道を。
生前と同じようにしてあげられたことが、よかったなと思うんですよ。
美容っていう仕事は、元気な人たちだけをきれいにするっていうことじゃなくて、最期の最期も…。
そういった意味でいうと、「ああ、よかったなあ」って思うんです。
この仕事を選んで。
突然ですが占ってもいいですか?ーより引用
自身が培ってきた技術で、父親の最期に親孝行をすることができたIKKOさん。
「この仕事を選んでよかった」という言葉に、胸が熱くなりますね。
IKKOさんのエピソードに、視聴者からはさまざまな声が寄せられました。
・IKKOさんが父親の最期に親孝行できてよかった。泣いてしまいました。
・「化粧は元気な人のためだけじゃない」っていう言葉に涙がこぼれました。素敵だなと思います。
・僕も美容師ですが、父親の最期に髪を切ってあげました。IKKOさんの「この道を選んでよかった」っていう言葉に、すごく共感します。
IKKOさんのエピソードを知って、家族への恩返しがしたくなった人もいることでしょう。
なんでもない日でも、日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]