結婚式にドレスで出席したがる息子 すると姉のひと言で…?
徐々に広まっている、LGBTsへの理解。
『女の子用・男の子用』と分けないおもちゃ売り場があったり、洋服の種類にも自由度が増したりしています。
子供の頃から性別だけの理由で、趣味や嗜好を制限しないようにする親も多いようです。
『子どもとの向き合い方を深く考えるキッカケになった話』
2人の子供を育てている、吉本ユータヌキ(@horahareta13)さん。
3歳の息子さんは、よく家で姉の真似をしてスカートをはいたり、プリンセスに憧れたりしていたそうです。
ある日、結婚式に出席をすることになると、息子さんは「ドレスを着たい」と主張し、いうことを聞きません。吉本さんが頭を悩ませていると…。
息子はなぜドレスを着たがる?理由を聞くと…
「なんで僕はドレスじゃないの!?」という息子さんに、吉本さんは将来のことも含めて悩んでいました。
その夜、「なぜ、息子は姉の服を着たいのか」と不思議に思った吉本さん。翌日息子さんに話を聞いて、娘さんのように褒められることを望んでいるのではないかと考えたのです。
娘さんから「『かっこいい』は嬉しい言葉」という助言をもらい、息子さんは自らスーツに腕を通したのでした!
吉本さんは、「自分の価値観だけで判断するのではなく、子供の将来も考えて向き合わないといけない」と思ったそうです。
【ネットの声】
・これは難しい。言葉の伝え方って大切ですね。
・いろいろ考えさせられた。子供と向き合っているところが素敵。
・褒められたいからなのか、本当にドレスが着たいのか、難しい。
・お姉ちゃん素晴らしいな。うらやましくなる気持ちも分かる。
結婚式の帰り、家族で東京ディズニーランドを訪れると、子供たちは2人そろってミニーマウスのカチューシャを選んでいたといいます。
息子さんの中では、やはり「お姉ちゃんと同じものがいい」といった気持ちが強かったのかもしれません。
いろんな意見や感想ありがとうございました!考えても考えても答えはないから、子ども達と向き合って、その都度家族の中で最良の選択をすることが大事やなと思いました。
— 吉本ユータヌキ (@horahareta13) February 10, 2021
ちなみにこの結婚式のあとディズニーランドに行ったんですが、ミニーのカチューシャお揃いにしてました pic.twitter.com/MhPShx1ous
吉本さんは、子供たちと向き合ってその都度最良の選択をすることの大切さを改めて実感したようです。
子供だからこそ、本当の気持ちが見えないところがあるでしょう。うまく大人が汲み取って、最良の道へとつなげられるといいですね。
[文・構成/grape編集部]