2021年2月15日 18:43
「感動した…」「まさに神対応」 地震後の糸井アナの発言に反響
2021年2月13日の夜、福島県や宮城県を中心に、最大震度6強を観測する地震が発生しました。
これにより、各地で大規模な停電や断水が発生。ケガ人も報告されています。
一瞬で東日本大震災の記憶を呼び覚ました今回の地震に、被災者は不安にかられたことでしょう。
糸井アナの言葉に、称賛
地震が発生した翌14日のニュースに登場した、NHKの糸井羊司アナウンサーが、地震の被災者に向けて送ったメッセージに反響が上がっています。
同日早朝5時の放送の冒頭で、糸井アナは次のような言葉を投げかけました。
おはようございます。5時になりました。
ほとんど眠れなかった方、早く目覚めてしまった方、ともにお疲れのことと思います。
日の出まであと1時間ほどになりますけれども、できるだけ安全な場所で、少し目を閉じながらでもかまいませんので、最新の情報をお聞きいただければと思います。
NHKーより引用
番組の冒頭、糸井アナは落ち着いた口調で日の出までの時間を伝え、不安な夜を過ごした被災者たちを気遣ったのです。
きっとマニュアルにはない、糸井アナ自身から出た言葉だったのでしょう。
不安な気持ちで夜明けを待つ人々の気持ちをくみ取り、温かい言葉を紡いだのです。