地震後、ネットで『こけし』が話題に 「これはすごい」「発想が天才的」と称賛の声相次ぐ
2021年2月13日の夜、福島県や宮城県を中心に、最大震度6強を観測する地震が発生。大規模な停電や断水も発生しました。
ネットには大きな揺れによって床に物が散乱した様子が多く投稿されています。
夜に地震が発生し、停電が起きた場合、まずはスマートフォンや懐中電灯で足元を確認しながら、避難行動を行いたいものです。
しかし、もしも手元に灯りがない場合、途方に暮れてしまうでしょう。
こけしの防災グッズ?「発想が天才的」と話題に
同日の地震後、こけしの特性を活かした防災グッズがネット上で話題になったことをご存じでしょうか。
話題になった商品は『株式会社こけしのしまぬき』が制作する『明かりこけし』。その写真がこちらです。
『明かりこけし』は、地震の揺れによってこけしが倒れた時、傾きセンサーによって胴体下のLEDライトが自動で点灯する仕組み。
連続で50時間、連続点灯ができるのだそうです。
夜に地震が発生して停電した時、手元にライトがなくても、倒れた『明かりこけし』だけは自動で点灯してくれると思うと心強いですよね。
『株式会社こけしのしまぬき』によると、『明かりこけし』は2008年の岩手・宮城内陸地震が発生した際に着想を得たのだとか。