橋本聖子新会長は元トップアスリート これ以上、新鮮味のある人選はない
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。
橋本聖子、五輪パラ組織委員会 会長
東京五輪、パラリンピック大会組織委員会、会長に 橋本聖子前五輪、女性活躍担当大臣が就任しました。女性蔑視発言で辞任した森喜朗前会長の後任としてです。
橋本新会長は、五輪相も辞職し、所属する自民党も離党しました。そして、しがらみのない透明性を重視し、五輪憲章にもうたわれている男女平等の精神を、スピード感をもって推進すると、その熱意を表明しました。
五輪、パラ開催はあと3ヶ月です。
減速しているとはいえ、コロナ禍での開催です。それに熱中症も加わります。
国民、都民の開催へのモチベーションが下がっていただけに、橋本新会長就任は、改めて、出場選手へも「ヨシ!」という戦う決意をもたらしたのではないでしょうか…。
橋本聖子新会長の聖子の名前は、父親が聖火に由来してつけた名前だと聞いています。
過去7回、スピードスケートと自転車競技で オリンピックに出場し、スケートでは 銅メダルに輝いている日本で只一人のトップアスリートだけに、これ以上の新鮮味のある人選はないように思われます。