デーブ・スペクターのツイートに感謝の声 「心がほぐれた」「ありがとう」
2021年3月11日、タレントのデーブ・スペクターさんが、Twitterを更新。
東日本大震災にまつわる投稿に、反響が上がっています。
デーブ・スペクターの投稿に、感謝の声
同日、東日本大震災が発生して、ちょうど10年が経ちます。
デーブさんは、節目となる日に、次のようなメッセージを投稿しました。
東日本大震災からちょうど10年を迎えました。僕はこれからもずっと、日本の皆さんと一緒にいます。あまり面白いことが言えないから笑わせることはなかなか出来ないけど、辛い時、苦しい時は、僕を笑い者にしてください。今日もオチはありません。
— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2021
「笑わせることはできないけど、つらい時、苦しい時は、僕を笑いものにしてください」とつづったデーブさん。
2011年3月11日、東日本大震災で発生した津波や原発事故の被害に、多くの人が胸を痛め、自然災害の恐ろしさを再認識しました。
特に惨状を目の当たりにした被災者は、被災した日が近付くと、当時の記憶がフラッシュバックする人もいるでしょう。
デーブさんはそんな人々を想い、寄り添うような温かい言葉で元気付けようとしたのです。
投稿を見た人々からは、感謝の声が寄せられています。
・オチがなくても、落ち着くことができるツイートを、ありがとうございます。
・デーブさんの優しさに心がほぐれます。これからも私たちを笑顔にさせてください!
・震災が発生した当時、アメリカに戻らず、日本で震災の様子を刻々と伝えていたことを知っています。
ちなみに、デーブさんは東日本大震災の翌年である2012年より、毎年ツイートをし、人々に元気を届けています。
過去のツイートはこちら
2012年
僕は大好きな日本が元気を取り戻す日までクールギャグを続けるつもりです。少しでもクスッとして頂けたら嬉しいです。犠牲者の方々のご冥福と、被災地の一日も早い復興を、心からお祈りいたします。
— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2012
2013年
あの3月11日から丸2年が経ちました。犠牲者のご冥福と被災地の復興をお祈りいたします。少しでも笑顔がこぼれるように僕はこれからもギャグをTweetするつもりです。
例え笑い者になっても、それで日本が明るくなるなら嬉しいので。— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2013
2014年
あの日からちょうど3年。僕は被災地の皆さんのことを一日も忘れたことはありません。そして日本がますます大切な存在になっています。皆さんさえ良ければこれからも一緒に歩いていきたいです。すみません、特にオチはありませんm(_ _)m
— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 11, 2014
2015年
3月12日になりました。昨日は僕にとっても忘れることの出来ない日でした。お亡くなりになった方々のご冥福と、被災された全ての皆さんの心の傷が癒えることをお祈りしていました。
そして、今日も福島第一原発で作業して下さっている皆さん、ありがとうございます。特にオチはありませんm(__)m— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 11, 2015
2016年
東日本大震災から5年。僕がツイッターを始めたのは、被災者の皆さんに少しでも笑顔になってほしかったからです。今日も福一の現場では、作業員が一所懸命働いています。全員に笑顔が戻るまで、僕はクールギャグをつぶやき続けます。すみません、オチはありません。
— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2016
2017年
また3月11日がやってきました。僕は被災地の方々や原発事故の処理を続けている皆さんのことを忘れたことはありません。
大好きな日本が笑顔で溢れるなら僕は喜んで笑い者になります。すみません、オチはありませんm(_ _)m— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 11, 2017
2018年
また3月11日になりました。僕の心はいつも日本の皆さんの元にあります。ユーモアがあれば原発がなくても世の中を明るくできます。辛い時や苦しい時は僕を笑いものにしてください。すみません、オチはありませんm(_ _)m
— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2018
2019年
あの日から8年が経ちました。それからも、日本各地で自然災害が相次ぎ、いまだに苦しんでいる方もたくさんいると聞きます。被災者の皆さん、辛いことがあったら、遠慮なく、僕を笑い者にしてください。
僕の心は、いつも皆さんと共にあります。すみません、オチはありません。— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2019
2020年
9回目の3月11日がやってきました。亡くなられた皆さまのご冥福をお祈りします。被災地の方々、フクイチの作業員、そして、新型コロナに脅かされてる日本の皆さん。ささやかですが、僕を笑い者にしてください。ユーモアがあれば、電気がなくても世の中を明るくできます。すみません、オチはありません。
— デーブ・スペクター (@dave_spector) March 10, 2020
2016年のツイートで、デーブさんはTwitterを始めたきっかけを、「被災者のみなさんに少しでも笑顔になってほしかったから」と明かしています。
アメリカ出身でありながら、日本の人々を想い、大切にするデーブさんの言葉に、多くの人が心を打たれました。[文・構成/grape編集部]