埼玉県内の温浴施設で『日本酒ロス削減』のイベントを開催! 気になる内容は?
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、外出の自粛が呼びかけられている2021年3月現在。
人が密集するのを避けるため、冠婚葬祭などにまつわるイベントが減少した結果、あらゆる食品や花の消費が落ち込み、深刻なロスを引き起こしています。
日本酒もその1つです。悩ましい現状を打破するべく、試行錯誤している生産者は、全国各地にいるでしょう。
埼玉県にある株式会社『温泉道場』は、県内で大量に日本酒や酒粕が余っていることを知り、次のような想いを抱きました。
「フードロスを少しでも減らしたい。温浴施設で酒粕や日本酒を活用できないか」
そこで、『温泉道場』が運営する埼玉県内の温浴施設5店舗で、日本酒を活用したイベントの開催を決定!
埼玉県内にある『石井酒造』と『松岡醸造』の日本酒や酒粕を使用し、日本酒風呂や甘酒風呂、甘酒パックなどを提供します。
さらに、4店舗のレストランで、今回のイベントのために開発した酒粕を使用した特別メニューを提供する予定だそうです。
酒粕を使用したパスタやパンサラダ、手羽先の粕漬け焼きなどが味わえますよ。
『飲むこと』以外で、楽しみながら日本酒を活用する取り組みが興味深いですね。