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古賀さんの訃報に悲しみの声 笠井アナのつづった言葉が心にしみる

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古賀さんの訃報に悲しみの声 笠井アナのつづった言葉が心にしみる

2021年3月24日、柔道選手として活躍した古賀稔彦さんが亡くなり、悲しむ声が相次ぎました。

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サンケイスポーツによると、古賀さんの死因はがん。しかし、古賀さんは母親に対しても自分の病名を明かさず、周囲に「まあまあ元気」と笑顔を見せていたといいます。

母親へ病気を明かさなかった古賀さん笠井アナの考えに反響


同月25日、悪性リンパ腫を患った経験のある、フリーアナウンサーの笠井信輔さんがブログを更新。

古賀さんが病名を母親へ隠していたことについて、「古賀さんの気持ちが、私にはよく分かります」とし、自身の思いをつづりました。


古賀さんのこのお気持ちが、私にはよくわかります

私も両親に「がん」と言う病名を伝えることには勇気がいりましたし、「ステージ4」という診断については、退院するまで隠していました



笠井信輔オフィシャルブログーより引用


でも、思うのです

いろいろながんがあって、いろいろなタイプがあって、いろいろな患者さんがいる

それぞれが、それぞれにあきらめない耐えるべきところは耐え、笑うとこは笑って、それぞれの難局を乗り越えていく…

古賀さんもきっと、強く、凛々しく、自分らしく全力で生きられたのだと思います

自分らしく、生き抜いていらしたのだと…



笠井信輔オフィシャルブログーより引用

笠井さんは自身の経験も踏まえて、母親へ病気を明かさなかった古賀さんの気持ちを、「さまざまな考え方がある。古賀さんは最後まで自分らしく生きられたのだと思う」と推測したのです。

命にかかわる病気を伝えることは、自分を想ってくれる大切な人にこそ、難しいことです。


笠井さんの投稿には、さまざまな声が寄せられました。

・突然の訃報に、お母さまの気持ちを思うと涙が止まりません。でも「親に悲しい思いをさせたくない」という気持ちも痛いほど分かります。

・実際にがんを経験した笠井さんの言葉は、スッと心に刺さります。最後まで古賀さんは自分を貫き通したのかもしれませんね。

・私も、母へ病気を伝えられていません。でも後悔はしていないです。最後まで強く、自分らしく生きようと思います。


日本中に勇気や感動を与え、さまざまな人の背中を押してきた古賀さん。心の中には、笠井さんの推測した思いがあったのかもしれません。

心よりご冥福をお祈りいたします。

[文・構成/grape編集部]

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