橋田壽賀子を看取った、泉ピン子 最期の様子を明かす 「ママと呼ぶ私の声が聞こえたのか」
2021年4月4日、脚本家の橋田壽賀子さんが急性リンパ腫のため、亡くなりました。
橋田さんが脚本を手掛けたテレビドラマ『おしん』(NHK)、『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)などに出演した、俳優の泉ピン子さんが追悼コメントを発表。
昨日意識がなくなったとき、「ママ」って呼ぶ私の声が聞こえたのか、最後に目を見開いたんです。それが最後でした。
クルーズ旅行に行くとき、お正月に着ていたお気に入りのドレスと、橋田文化財団を設立したときに作った松竹梅の思い出のドレスを着せて、私がお化粧をしてあげて、旅立ちました。
サンケイスポーツーより引用
橋田さんは生前、泉さんに「悲しまなくていい。千の風になっているんだから。あなたの周りにいるから」と語っていたといいます。
そのため、最期は『千の風になって』の曲をかけて橋田さんを送り出したそうです。
また、泉さんは長年親交の深かった橋田さんへの感謝の想いをつづっています。
今の私があるのは橋田先生のおかげです。舞台もドラマもやらせてもらいました。
ずいぶん喧嘩もしたし、泣いたこともあったけれど、橋田さんとご主人には本当の娘のようにかわいがっていただきました。