イギリス王室、女王の夫・フィリップ殿下の逝去を発表 「深い悲しみとともに」
2021年4月9日、イギリス王室はエリザベス女王の夫、エディンバラ公フィリップ殿下が99歳で亡くなったことを発表しました。
フィリップ殿下は同年2月16日、体調不良で入院し心臓病の処置などを受けた後、3月に退院していました。
イギリス王室は公式サイトで殿下の訃報を次のように公表しています。
女王陛下は深い悲しみとともに、愛する夫エディンバラ公フィリップ殿下の死を発表しました。
殿下は今朝、ウィンザー城で安らかに亡くなりました。
今後、さらに発表が行われます。
王室は世界中の人々とともに、殿下の冥福を祈ります。
The Royal Familyーより引用(和訳)
フィリップ殿下は1947年に当時王女だったエリザベス女王と結婚。
エリザベス女王が1952年に父ジョージ6世の死去を受け即位して以来、配偶者として史上もっとも長い年月、女王を支えてきました。
産経ニュースによると、フィリップ殿下が単独で行った公務は2万2千件以上にのぼり、日本にもたびたび訪れていたそうです。
世界自然保護基金(WWF)総裁を長く務めるなどし、環境保護や科学・スポーツ振興などに尽力。高齢のため、2017年に公務から退いた。