「復興に向けて1歩ずつ…」 熊本地震から5年、くまモンがTwitterを更新
2016年4月14日、熊本県熊本地方で震度7の地震を観測。その後も、数日にわたって震度6強や震度7といった大きな揺れが襲いました。
内閣府の発表によると、2019年4月12日までに273人がこの地震によって亡くなり、8667棟もの住宅が全壊したそうです。
大きな被害は、熊本県を代表する熊本城にまでおよびました。
一部が崩れ落ちた熊本城の姿は、熊本県民のみならず多くの人に衝撃を与えたでしょう。
熊本地震から5年、さまざまなメッセージが
熊本地震から5年がたった、2021年4月14日。
熊本城は、まだ完全復旧はしていないものの、同月26日から天守閣の内部公開が始まるなど復興が進んでいます。
熊本市民の心の拠り所である熊本城。
完全復旧はまだですが、4月26日からはようやく天守閣の内部公開が始まります。これまで多くのご支援を頂いておりますことに心から感謝申し上げます。
これからも復興の歩みを止めることなく、前に進んでいきます。 pic.twitter.com/GYihEXYyqR— 熊本市 (@kumamotocity_) April 14, 2021
また、熊本県のマスコットキャラクター『くまモン』も、Twitterを更新。
「復興に向けて1歩ずつ進んでいく」と、前向きなコメントを投稿しました。
おはくま〜!今日で熊本地震から5年。みなさん、いつも応援ありがとうございますだモン。復興にむけて一歩ずつ、一歩ずつ進んでいくモン☆これからも心をひとつにがんばるモン! pic.twitter.com/pxtN36EdYK
— くまモン【公式】 (@55_kumamon) April 13, 2021
熊本県と交流のある、アイルランド大使館もTwitterを更新し、犠牲者に追悼の意を表しています。
熊本地震の発生から5年。犠牲となられた方々に改めて哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。アイルランドは、熊本アイルランド協会や小泉八雲熊本旧居のある熊本と交流があります。皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。 pic.twitter.com/jhG71Y4SjT
— アイルランド大使館 Ireland in Japan (@IrishEmbJapan) April 13, 2021
それぞれの投稿には、熊本県の被災者だけでなく、多くの人たちから応援などの声が寄せられていました。
・長かったような、短かったような5年でした。
・復興のためにも、また熊本県に行きたいです。
・当時の記憶は忘れることはないと思う。
熊本城が少しずつ戻ってきてよかった。
・もう5年が経つのですね。地震は忘れた頃にやってくるので、気を付けたいです。
熊本城の天守閣が復旧するなど嬉しいニュースがある一方、今もなお、避難生活を続けている人がいます。
心に見えない傷を負っている人もいるでしょう。
1日も早い復興、そして以前のように暮らせる日がくることを願っています。
[文・構成/grape編集部]