2021年4月23日 16:51
チップをもらえず、落ち込む路上ミュージシャンを励ましたのは… 「泣いた」
コロンビアに住むダンサーのワラ・リコさんは、自宅の窓から町の様子を眺めていました。すると、彼の目に1人のストリートミュージシャンの姿が飛び込んできます。
その男性は信号待ちをしている車やバイクの運転手に向かって、一生懸命に歌を披露していました。
周りの人たちはそんな男性を眺めていますが、誰一人チップをあげる人はおらず、信号が青に変わるとみんな走り去って行きます。
男性はそのまま歩道へと移動。遠目で見ても落胆している様子がうかがえます。
誰も自分のパフォーマンスを喜んでくれる人がいないというのはやりきれないはず。
しかし、そこで唯一の『ファン』が彼を温かく出迎えてくれたのです。
まるで「お疲れさま。かっこよかったよ!」というように、男性に抱きついた1匹の犬。
犬は男性が歌っている姿を歩道からずっと見つめていました。
その様子を撮影していたワラさんは感動し、すぐに外に出て行って男性に声をかけました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、歌っていた男性はアンダーソンさんで、彼を見守っていたのは愛犬のマイテといいます。