同じ経験をした人同士が意気投合するのはよくあること。そしてそれは、言葉が通じなくても起こるようです。
マイケル・オースティンさんは、妻のエメリナさんと生後1か月のキャニオンくんと一緒に動物園に行きました。
彼らが訪れたのは、アメリカ・マサチューセッツ州にある『フランクリン・パーク動物園』。
たくさんの動物がいる中で、マイケルさんたちが特に気に入ったのはゴリラだったのだそう。
そこには生後7か月の赤ちゃんであるパブロと母親のキキがいました。ゴリラの親子を眺めていたエメリナさんは「母と子の絆がすごく分かる気がする」といい始めたのです。
人間の赤ちゃんを見たお母さんゴリラは…?
エメリナさんは、キキに見せるようにキャニオンくんを持ち上げてみます。
「キキはキャニオンにすごく興味津々に見えるわ」というエメリナさんのことを、マイケルさんは「ただの想像だろう」と思っていました。
次にエメリナさんは、今度はキキと目を合わせながら、もう一度キャニオンくんを持ち上げます。
するとキキがパブロを抱き寄せて、「これが私の息子よ」と紹介するように、エメリナさんのほうに連れて来たのです!
エメリナさんはさらにキキに近付こうと、キャニオンくんを抱いたままガラスのそばに座ります。