ブリーダーに虐待されていたハスキー 愛される喜びを知った後の姿に涙
2016年8月、ブラジルに住むシルビア・レイッサさんは、1匹のメスのハスキーと出会いました。
名前はマヤ。マヤは悪質なブリーダーのもとで繰り返し出産をさせられた後、瀕死の状態で放置されていたのです。
海外メディア『Bored Panda』によると、健康状態の悪化で子供が産めなくなったマヤを、ブリーダーは毒殺するつもりだったといいます。
その情報を聞いたシルビアさんはブリーダーに連絡を取り、マヤを引き取りに行きました。
すると、そこには目を覆いたくなるほど痛々しい姿のマヤが横たわっていたのだそう。
マヤは歩くことができず、飢えから自分の尿を飲み、フンを食べていたのだとか。
その姿を見たシルビアさんは、「私がこの犬に新しい一生をスタートさせてあげる」と心に決めたのです。
生きる希望を持ち続けたハスキー
保護された時のマヤはガリガリにやせ細り、暴力を受けていたせいで後ろ脚はマヒしていました。また重度の貧血で、腎臓と肝臓にも問題がありました。
シルビアさんは最初の48時間、付きっきりでマヤの看病をしたのだそう。
彼女はマヤの健康状態の悪さから、「マヤが力尽きてしまうかもしれない」