うつ病告白の大坂選手 谷原章介のコメントに「潔い」の声
女子テニスの大坂なおみ選手が、アスリートの心の健康状態を理由に、全仏オープンでの会見拒否の意向を示した一件が、世界中で議論を呼んでいます。
会見拒否や大会側の対応が賛否両論を呼ぶ中、2021年6月1日には、全仏オープンを棄権することも明らかにした大坂選手。
大坂選手は、2018年の全米オープン以降「長い間、うつの状態を繰り返し苦しんできた」とも告白しました。
谷原章介、大坂選手のうつ病告白を受け謝罪
同日放送の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、大坂選手の全仏オープン棄権を速報扱いで伝えています。
番組MCを務める、俳優の谷原章介さんは、放送前日に「問題提起をすることで、みんなが考えるきっかけをくれるのはいいこと」と前置きした上で「きちんと会見の場で、対話の場をもって、主張していただきたい」とも語っていました。
しかし、大坂選手がうつ病を告白したことで、前日の自身の発言を謝罪。大坂選手だけでなく、うつ病に悩む人たちに向けたコメントを口にしています。
昨日お伝えした時点では、そこまで気持ちが落ち込んでいるってことを僕ら知らなくてですね。
記者会見で、対話できる場でお話していただきたいって僕がいったことは、すごく逆につらい立場の方に申し訳ないことをいったなと改めて思ったんですけれども。